From: グレゴ13@委員長

現在のカトリック教会で、グレゴリオ聖歌を復興させるというのは何と難しいことでしょう。

司教や司祭はあまり好意的とは言えず、許可を与えるにしても年に1度とか月に1度といったように限定的です。

また、多くの信徒も、その限定的なものに満足して、それ以上を望んでいないように思えます。

こういった現状を冷静に見つめれば、グレゴリオ聖歌を取り戻すなどというのは、狂気の沙汰なのかも知れません。

そのようなことを考えていたとき、ミュージカル「ラ・マンチャの男」で、セルバンテスが語るこのセリフを思い出しました。

本当の狂気とは何だ。夢におぼれて現実を見ないものも狂気かも知れない。また現実のみを追って夢を持たないのも狂気だ。しかし、人間として一番憎むべき狂気とは、あるがままの人生に折り合いを付けて、あるべき姿のために闘わないことだ。

カトリック典礼の現状に不満を覚えつつも、典礼聖歌でもテゼの歌でも歌謡曲でもお付き合いして波風立てないようにするというのは、冷静で賢明で正気だと言い切れるのでしょうか。

P.S. 次回の自主練習会は12月6日、正規練習は12月27日です。

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